日々の皆高生の活躍や学校行事・学校周辺地域の様子等をお知らせ。

2024年1月の記事一覧

冬季 学校公開講座「スプリント」

12月26日(火)、27日(水)公開講座スプリント(短距離走)を実施しました。

26日は小学校低学年を対象とし、3名に参加していただきました。

27日は小学校高学年・中学生を対象とし、5名に参加していただきました。

両日とも同様に、練習前後に30m走の計測を行いました。電子計測、室内の無風条件のため、正確な記録を取ることができます。

 

デモンストレーションとして教員も30mを走り、皆さんに見てもらいました。

低学年の3名に、気が付いたことを聞いてみると、

「スタートの姿勢が低かった!」

「脚が高く上がっていた!」

「脚の切り替えが速かった!」

と驚くほど完璧な答えがでました。

さらに、

「じゃあなんで脚の切り替えが速いの?」

という質問には

「筋肉があるから!」

と答えてくれました。それも大正解です。

そして、その他に何があるかというと、この講座で学ぶスプリントの技術です。

このようなやり取りを交ぜながら、スプリントについて説明していきました。

こちらから、正しいとされる走り方の技術を一方的に伝えるのではなく、子供たちが考え、納得した上で練習してもらえるように進めました。

 

 

講座を終え、5名が30mのタイムを大幅に向上させることができました。

3名は記録が伸びませんでしたが、残念に思う必要はありません。

2時間の練習を一生懸命取り組んでくれたので疲労があります。

また、30m以降も加速し続けられる走り方ができていたので、50mや100mでしたら記録が向上していた可能性が高いです。 

何より、真剣に取り組んでくれた成果により、参加者全員の走り方が陸上選手のようなかっこいいフォームになっていたので素晴らしいです。

これからの成長、活躍が楽しみです。お疲れ様でした。

 

 

以下は補足です。長文になってしまい申し訳ありませんが、一点お伝えさせていただきます。


特に小学生に向けてですが、鬼ごっこや縄跳び、ドッジボールなど、様々な運動や外遊びを思いっきり(全力で)やってほしいです。

今は小学校でもタブレットの動画撮影機能を活用した運動のフォーム確認など、フォームについて意識する機会が多いのではないでしょうか。

しかし、小学生の段階から競技のフォームにとらわれ過ぎて、思いっきり身体を動かすという経験ができないと、成長した後にフォームは良いのに、出力が出せずタイムが伸びないという現象が起こるかもしれません。

それは早熟型とも言えます。

私自身は、短距離走の技術について知ったのは高校からで、小学生のころは走り方など考えたこともありませんでした。

その反面、外遊びが好きだったのでたくさんやりました。

専門的な技術や筋力(筋肉)は後からでも身に付けられるので、全身を使って力を出しきる経験をしておいてほしいと思います。

様々な遊びや運動の経験は、自然と身体の使い方を上手にしてくれます。

ここでは詳しく紹介できませんが、ゴールデンエイジという言葉もあります。

参加してくださったお子さまの保護者の方や中学生の生徒さんから様々な質問をいただいたり、ご家庭でもスプリント練習を行いますなどと、嬉しいお言葉をいただきましたので、今回はお伝えしたいことを書かせていただきました。

その他、ご質問等ありましたら遠慮なく本校体育科教員へお問い合わせください。

ありがとうございました。

第3学期始業式

 1月9日(火)、令和5年度第3学期始業式・表彰式を行いました。今年度、最後の学期が始まりました。

 3年生は3月には卒業です。残り少ない高校生活を悔いのないように、また、新しい世界へ飛び立つ準備期間として大切に過ごしてください。1・2年生も進級に向けて大切な学期です。学校生活を中心に一日一日を大切に過ごしてください。

 始業式の校長講話では1月1日に発生した「能登半島地震」について、防災に対する備えや、大きな地震が発生した際にまず何をやらなければならないのか、などについて話がありました。

 皆野高校では毎年、様々な災害を想定した防災訓練を行っています。

 今回の大きな地震について、皆高生の皆さんも何かを感じてもらいたいと思います。そして、考えて、実行してもらいたいと思います。

 始業式終了後、表彰式を行い「人権作文感謝状」の贈呈、「弓道初段」昇段の任命状を贈呈してもらました。

 贈呈された皆さん、よく頑張りました。これからも、さらに精進を続けてください。おめでとうございました。

 

 

ねこ大実験!科学のワクワク冒険!

みんなさん,こんにちは♪

12月27日(水)、皆野高校では冬季 学校公開講座で、みんながワクワクする「科学教室」を開催しました。

 

冒険のはじまり

冒険の舞台は、原子の不思議な世界。

まずは、板倉聖宣さん著、さかたしげゆきさん絵の絵本『もしも原子が見えたなら』の朗読からスタート。

一緒に、この世のすべてが「原子=アトム」からできているってことを学んでいきました。

 

空気も原子の仕業!?

原子って、英語で「ATOM(アトム)」なんだって!

そして、空気も原子からできているんだって。

でもね、原子が動く空間って何もないんだって。それってなんてなんなんだろう?それはね、真にからっぽだから「真空」と呼ばれているんだよ。

 

紙ネコの大冒険

さて、ワクワクのハイライトは、発泡スチロール球で作った原子や分子を使って空気を再現!

 

それから、紙でできたネコの実験だよ。ネコがさかさまになっても足から着地するって本当かな?実際のネコは捻じ曲げることで着地するけど、紙ネコはどうだろう?

 

びっくり!お楽しみの瞬間

子どもたちは夢中で紙ネコを何度も落として、ほとんどが足から着地するのを確かめました。なんと、空気の抵抗や地球の引力の影響で、紙ネコもほとんどが足から着地するんだって!

5分以上も夢中になって紙ネコを実験する子どもたち。その楽しそうな姿を見て、僕もとっても嬉しかったよ!

 

 

来年もぜひ参加を!

小学生のみんな、来年もぜひ「科学教室」に参加してみてね!新しい発見や楽しい実験が待っているよ。そして、今日の記事の感想を次回の「科学教室」で教えてね。次の冒険も一緒に楽しもう!

 

それでは、みんなとの素敵な科学冒険に感謝して、バイバイ!

後期生徒総会

12月21日(木)後期生徒総会が、6頁にわたる総会資料を用いて開催されました。

最初に議長が選出され審議が開始。前期生徒会活動、秋桜祭の総括と決算報告、生徒会決算中間報告の議案が承認されました。その後、本日まで前期の生徒会本部役員や監査委員として活躍された先輩方の引退セレモニーが行われ、花束も贈呈されました。

続いて、11月30日に行われた生徒会選挙結果で信任された、新生徒会本部役員が紹介され、改めて決意の弁が述べられました。会長以下、全員が皆野高校の生徒の代表として頑張るという意気込みが感じられました。後期生徒会活動予定も承認されました。

本来であれば、本日1月8日が3学期始業式であり、学校がスタートし生徒会本部役員の力を発揮する初日なのですが、今年は本日が成人の日ということで祝日です。皆高生の皆さん、3学期は短いです。明日1月9日から頑張ってスタートを切りましょう!

冬季 学校公開講座「Baseball5 体験教室」

 12月27日(水)冬季 学校公開講座「Baseball5 体験教室」を実施しました。

※「Baseball5」とは野球・ソフトボールに次ぐ第3の競技として認定され、グローブやバットを使用しないでプレーできるベースボール型競技

  今回は講師にBaseball5日本代表の内山瑞輝さんを招いて地元の中学生を中心に小学生・高校生と年代を超えて競技を楽しみました。

 このスポーツの良さはボールひとつ、少人数(5対5)・省スペースでゲームができることです。人数が少ないからこそどうやって得点を取り、アウトにするかなど、考えながらプレーしている姿が見られました。また、勝敗に真剣になりながらも競技自体を楽しむ姿が印象的でした。

 体験した小・中学生からは「野球とは違った面白さがあって楽しかったです」「ボールひとつでできるのでまたやりたいです」「野球に繋がる考え方も学びました」など様々な感想をいただきました。

 

 Baseball5はまだまだ日本では知名度が高いとは言えませんが、世界各国では約80ヵ国でプレーされており、W杯の開催や2026ユースオリンピック種目にも決定しています。今回の公開講座が少しでもBaseball5の普及に繋がれば幸いです。

 最後に、今回ご指導いただいた内山瑞輝さんに感謝を申し上げます。貴重な体験をありがとうございました。

【Baseball5 JAPAN オフィシャルサイト】 https://www.baseball5.jp/

【内山瑞輝 インスタグラム】  https://www.instagram.com/miz0904/