2023年5月の記事一覧
授業紹介その4 ‐2年財務会計Ⅱ‐
授業中の生徒の様子や先生方の想いから、皆高生の成長を支える”キー”を探るシリーズ、第4弾は2年生財務会計の授業風景を紹介します。
簿記会計分野の授業ということもあり、複雑な作業や計算がメインとなる財務会計の授業。
授業のはじめに取り組む課題を伝え、生徒たちは1時間の見通しをイメージします。続いて、つまずきやすいポイントや注意が必要な作業について伝え、生徒たちの課題に取り組む準備は完了です。
解説をする際にはホワイトボードに手元を映し、1つ1つの小さな作業ステップごとに生徒へ質問しながら、丁寧に解き方の確認します。
この授業は、複数の先生が授業を担当しています。全体を進める先生と、個別のつまずきに対応する先生がチームとなり、生徒が諦めてしまうことがないようサポートします。
目的地に向かって、先頭から注意点を呼び掛ける先生、その呼び掛けに応える生徒たち。1番後ろで生徒をサポートするもう1人の先生、というようなイメージで授業が進んでいました。
担当の先生は、生徒が1時間集中して授業を受けられるよう、授業の中で「生徒と対話をすること」を大切にされているそうです。
その言葉通り、丁寧な説明と声掛けに支えられながら、生徒たちが前向きに授業へ取り組んでいました。そういった、つまずきをすぐに解決できる授業環境が、皆高生の諦めずに挑戦する姿勢へと繋がっているのかもしれません!
授業紹介その3 ‐3年電子商取引‐
授業中の生徒の様子や先生方の想いから、皆高生の成長を支える”キー”を探るシリーズ、第3弾は3年生電子商取引の授業風景を紹介します。
とある日の昇降口…。ん?なんだこれは。スクリーンをバックに机の上に置かれた弁当箱。その周りに数名の生徒…。謎は深まるばかりです。
話を聞くと「電子商取引」の授業で、学校で販売されているお弁当の販売促進サイトを制作する!とのことでした。(※お弁当は仮撮影用に用意したその日の誰かのお昼ごはんです。)
色んな角度からライトをあて、よりおいしく見える写真の撮り方を研究していました。
これから本物のお弁当写真撮影をしたり、校内向けのウェブサイトの制作・公開を予定しているそうです。完成が楽しみですね。
授業担当の先生は「生徒自身が興味関心を持って、生徒自ら取り組む」ことを大切にしているそうです。
こういった生徒自身の興味関心や、適性に合わせた挑戦をできる環境が、皆高生たちの前向きなチャレンジを支える”キー”になっていそうです!
授業紹介その2 ‐2年保健‐
授業中の生徒の様子や先生方の想いから、皆高生の成長を支える”キー”を探るシリーズ、第2弾は2年生保健の授業風景を紹介します。
健康や性など、生徒たちのこれからの人生にとっても大切な知識を学ぶ保健の授業。担当の先生の温かい雰囲気と生徒との対話を中心に、全員を巻き込みながら授業が進んでいきます。
しかし、そんな雰囲気が授業の途中で一変します。
プリントの問題に取り組むよう指示をした瞬間、先ほどまでの雰囲気に水を打ったように教室は静まり返り、生徒たちは真剣に問題と向き合います。
問題を解き終えたら先生のチェックを受けます。全員がチェックを受けた後、再び教室は温かい雰囲気に包まれていました。
担当の先生は、授業で「全員を参加させる」ことを大切にしているそうです。その言葉通り、生徒との対話を大切にして誰一人置いていかない雰囲気の授業が行われていました。
こういった温かい雰囲気の授業の中で、安心して生徒自身が頭を働かせられる場面があることが、生徒たちの積極的な学習態度へと繋がっているのかもしれません!
授業紹介その1 ‐3年課題研究‐
シリーズで皆高の授業を紹介します!授業中の生徒の様子や、先生方の想いから、皆高生の成長を支える”キー”を探っていきます!
第1弾は3年生「課題研究」の授業の様子です。その中でも、商品開発や販売について研究している生徒たちの様子を紹介します。
あるイベント(詳細は後日発表します!)に参加するにあたり、お客様へのおもてなし計画を立てていました。
アイデアをターゲットに合わせて調整したり、見込販売数から粗利益を計算し、おもてなしにかける費用から損失が出ないよう実現可能な形へ修正していました。
授業担当の先生は、授業の大切なポイントを「実際にやること」だと言っていました。
実際にやるからこそ、どれだけ良いアイデアでも予算との折り合いを付ける必要があったり、意見の対立を解消しなければならない場面が出てくるそうです。
そういったビジネスの視点を持った準備や、お客様に対面した経験値が、商品開発系の授業を選択した生徒の成長を支えている”キー”なのかもしれません!
離任式
5月2日(火)、この春に異動された3名の先生方にお越しいただき離任式を行いました。
前校長先生からは、マンガや小説のセリフを引用した”いつものスタイル”でお話を頂き、他の先生方も新天地で頑張っているというお話をしてくださいました。
話の内容はそれぞれであっても、異動しても皆高生を応援する気持ちは一緒、という想いが先生方から伝わってきました。
皆高生の皆さん、先生方の話をどう受け止めて、行動するかは皆さん次第です!遠く離れた場所に異動された先生方にも皆さんの活動が届くよう、どんどんチャレンジしていきましょう!