授業紹介その4 ‐2年財務会計Ⅱ‐
授業中の生徒の様子や先生方の想いから、皆高生の成長を支える”キー”を探るシリーズ、第4弾は2年生財務会計の授業風景を紹介します。
簿記会計分野の授業ということもあり、複雑な作業や計算がメインとなる財務会計の授業。
授業のはじめに取り組む課題を伝え、生徒たちは1時間の見通しをイメージします。続いて、つまずきやすいポイントや注意が必要な作業について伝え、生徒たちの課題に取り組む準備は完了です。
解説をする際にはホワイトボードに手元を映し、1つ1つの小さな作業ステップごとに生徒へ質問しながら、丁寧に解き方の確認します。
この授業は、複数の先生が授業を担当しています。全体を進める先生と、個別のつまずきに対応する先生がチームとなり、生徒が諦めてしまうことがないようサポートします。
目的地に向かって、先頭から注意点を呼び掛ける先生、その呼び掛けに応える生徒たち。1番後ろで生徒をサポートするもう1人の先生、というようなイメージで授業が進んでいました。
担当の先生は、生徒が1時間集中して授業を受けられるよう、授業の中で「生徒と対話をすること」を大切にされているそうです。
その言葉通り、丁寧な説明と声掛けに支えられながら、生徒たちが前向きに授業へ取り組んでいました。そういった、つまずきをすぐに解決できる授業環境が、皆高生の諦めずに挑戦する姿勢へと繋がっているのかもしれません!